シルバーペアネックレスの表記によく見かけるSV925って?
みんなの疑問にお答えします。!
大好きな人とお揃いのペアネックレスは
永く身に着けていたいですね。
ブランドペアネックレスの素材やお手入れ方法を知っておけば永く身に着けられます。
一般的に販売されているブランドペアネックレスの素材はシルバーを使用しているのがわかります。
GUCCIやブルガリ、ティファニー等のブランドでもシルバー素材は多く
普段使いのアクセサリー素材として選ばれています。
シルバーの輝きは独特の味があるのですが、酸化して黒ずむのが難点でした。
その問題も今では、コーティング加工で酸化を防ぎ、コーティングの種類によってはプラチナの輝きやピンクゴールド、ホワイトゴールド等の輝きを低価格で楽しむことが出来るようになりました。
気軽にペアを楽しみたいカップルには、シルバーアクセサリーはお手入れするだけでずっと永くその輝きを楽しむことが出来ます。
シルバー素材は、若い子向け?
なんて理解している方はいませんか?
ネットで見かけた欧米のデザイナーのお話では
(1)シルバーの方が日常使いには適している、
(2)シルバーの方がゴールドやプラチナに比べて価格は安価、
(3)シルバーやパールは、どちらかと言えば昼間用のアクセサリー、夜にはダイヤやゴールドを
(4)髪の毛の色、服のカラーコーディネートによっては、ゴールド
よりシルバーがベターとなるのでは、
と、年齢の話はどこにもありませんでした。
日本では比較的年令を意識して、好きなモノを諦める間違った習慣が身に付いていますね。
あまり周囲のコメントやら自身の年齢にはとらわれることなく、ご自分の好きなものを楽しまれることがよいのではと思います。
目次
シルバーは老若男女に愛される人気の素材
シルバーアクセサリーは非常にお勧めできます。銀はかなり美しいものですし、銀には魔よけの効果もあるとされています。
シルバーアクセサリーは、ゴールドのように良くも悪くも派手にはならず、さりげなく自然に飾り付ける事も魅力の一つですね。
また、価格も安く手軽に手に入ることから色々なデザインを楽しむことが出来ます。
925シルバー(スターリングシルバー)
純度92.5%の銀が含まれた銀製品を指します。
純度100%の純銀はとても柔らかく、加工に不向きなため銅などの他の金属を混ぜて固くしたものがSV925です。
銀92.5%銅7.5%の合金にしたものが、シルバーアクセサリーの素材として使用されています。
純度92.5%だからと言ってもSV925は、純銀として扱われます。
シルバー製品の黒ずみは、銀に含まれている多少の銅が原因となっていいるのですが、この黒ずみのせいでシルバーは安価なイメージを持たれています。
ブランド:ティファニー
![]() ![]() ●素 材:スターリングシルバー925 ●トップ :H1.4cm×W1.5cm ●チェーン :約41cm《デザイナー:エルサ・ペレッティ》 |
シルバー製品の変色
シルバー製品は変色します。
これは金属の「錆び」でも、不良品でもありません。
シルバーに含まれている銅が空気中の硫黄分や化粧品、汗などにより、硫黄分との化学変化により硫化銀の皮膜を作り徐々に黒ずんできます。
この黒ずみは専用のクリーナーで簡単に落とすことが出来ますので、あまり気にしなくても大丈夫ですよ。
アクセサリーの場合、この変色を防ぐためにコーティング処理を施しているものが一般的になってきました。
代表的なロジウムコーティングは価格は高いのですが、アクセサリーをより輝かせて空気中で変色しないことから ジュエリーのコーティングとして重宝されています。
ロジウムコーティング(プラチナ仕上げ)
ブランド:ウイズミー
![]() ![]() 使用石 キュービックジルコニア - 素材 SV925 (プラチナコーティング) 最大幅 縦18.5mm×横6.0mm×厚み3.0mm 総重量 3.7g 7.8g チェーン長さ 45cm(5cmアジャスター含む) |
ロジウムコーティングとは、アクセサリーの保護や価値、ファッション性を高めるために施されるジュエリーの加工技術のひとつです。
「ロジウム」は「プラチナ(白金)族6元素」のひとつで変色やサビが起こり難いとても高価で丈夫な貴金属です。
「プラチナコーティング」は「プラチナコート」や「ロジウムコート」と呼ばれプラチナとそっくりな見た目になるのが特徴です。
鏡面仕上げのシルバー(銀や純銀SV925)の地金の上に「ロジウム」という貴金属の皮膜加工を施すため、見た目が「ホワイトゴールド」や「プラチナ」とそっくりになります。
「ロジウム」は「シルバー」よりも固くて丈夫な貴金属です。
その上、強い光沢のある貴金属ですので見た目もゴージャスになります。ロジウムはアレルギーが起こりにくい金属ですから、コーティング前の金属が溶け出してアレルギーが起こるのを防ぐ役目も有ります。
ロジウムコーティングをした金属は変色がおこらずに長持ちすると定評が有ります。
プラチナコーティングのアクセサリーはこんな方にお勧めです。
銀製品のお手入れが面倒な方。
ご使用後のお手入れが簡単になります。
通常は柔らかい布で拭くだけで問題御座いません。
尚、御手入れには金属研磨剤をご使用にならないで下さい。
プラチナ製品に似たジュエリーを安価で楽しみたい方。
ホワイトゴールドと色の合うアクセサリーを御求めの方。(コーティングが同じですので色もそっくりです)
石が抜け落ちるのが心配な方。「プラチナコーティング」を施した製品は硬くなるため、石止めがゆるみ難く、石が抜け落ち難くなります。
その他のコーティング
「ピンクゴールド」は、金に銅を混ぜてメッキすることにより銅の色がきれいなピンク色を引き出します。
他にも金と銀の合金メッキでグリーンゴールド、金と銅とニッケルの合金メッキでローズゴールド、金とニッケルの合金メッキでホワイトゴールドなどが .あります。
ブランド:パトリック・コックス
![]() ![]() 素材 Men's SV925 ブラックロジウム色コーティング イブシ加工 Lady's SV925 ピンクゴールド色コーティング |
「ルテニウムメッキ」とは 白金元素の金属で、非常に硬い金属です。
金属アレルギーも起こしにくい貴金属です。
ルテニウムメッキはブラックロジウムメッキと比較し、 より黒く美しいメタリックな光沢があります。
ルテニウムメッキを施したシルバーアクセサリーはとても個性的でおしゃれな印象を与えます。
ブランド:THEKISS
![]() ![]() 素材 SV925 Men's ルテニウムコーティング Lady's ピンクゴールドコーティング 石 Men's ブラックキュービックジルコニア Lady's キュービックジルコニア |
シルバーアクセサリーのお手入れ方法
専用のクリーナーがなくても家庭にあるものでシルバーの輝きが取り戻せます。(コーティング加工していないシルバー)
用意するもの
●丼
●アルミホイル
●塩または重曹
ヘッドの部分は磨けば何とかなりますけど、チェーンは細かくてお手入れクロスでも中々厳しいですよね。
そこでコーテイング加工していないシルバー素材は、どんぶり形状の食器にアルミホールを引いてその上にシルバーアクセサリーを置きます。
そして塩または重曹をアクセサリーに振りかけてその上に熱湯を注ぎます。これによって化学反応をおこし、酸化したシルバーの黒ずみを簡単に落とすことが出来ます。
※この方法はコーティング加工してあるアクセサリーにはNGです。
コーティング加工しているアクセサリーのお手入れ方法はシリコンクロスまたはメガネ拭きの様な柔らかい布で磨いて下さい。
間違っても硬い布や研磨剤でゴシゴシやるのはNGですよ。
表面のコーティングが薄くなって剥がれてきますので気をつけましょう。
中性洗剤に漬けて歯ブラシなどで軽く磨いてあげるのもおすすめです。
元々コーティングはアクセサリーを傷から守るために施されています。アクセサリーを永く使用するにはお手入れは必要ですね。